愛媛県松山市の野志市長は、3人が死亡した、松山城の城山で発生した土砂災害をめぐり、自身が業務上過失致死の疑いで刑事告発されたことについて、「真摯に受け止めている」と述べました。
2024年7月に松山城の城山で発生した土砂災害では、ふもとの緑町の住宅3棟が押しつぶされるなどの被害が発生し、家族3人が死亡しました。
これをめぐり4月8日、緑町のマンションに住む男性と静岡県の土木設計技師の男性が、市が危険を認識していたにも関わらず適切な対応を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで野志市長らを警察に刑事告発しました。
4月14日の会見で、刑事告発されたことについて問われた野志市長は。
(野志克仁市長)
「その件については真摯に受け止めている。また、今後、警察から問い合わせがあれば協力する」
その上で
「災害の発生を予見することは難しく、焦点となっている緊急車両用道路の管理などについても、問題はなかった」
との認識を改めて示しました。
現時点で警察から市に対する問い合わせは、ないということです。
このほか告発した男性らは、その理由について市の原因究明や住民への説明が不十分なことも挙げていますが、野志市長は「丁寧に説明してきた」と反論しました。
(野志克仁市長)
「住民の方々が市に対して質問や対話をしやすいよう、担当職員が個別訪問をして説明の希望を受け付けるフリーダイヤルを設けるなど、丁寧に説明してきた」
真相究明に向けて、今後の警察の対応が注目されます。
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