気象庁は10日午前3時、日本のはるか南のトラック諸島近海で台風4号(シンラコウ)が発生したと発表しました。シンラコウとはミクロネシアが提案した名前で、「伝説上の女神」を意味しています。今年は1月から毎月1つずつ台風が発生していて、4月まで毎月発生したのは2015年以来11年ぶりです。台風4号はこのあと発達しながら北西方向に進み、13日(月)から15日(水)にかけては非常に強い勢力でマリアナ諸島付近を通過する予想です。

マリアナ諸島という名前はあまりなじみがないかもしれませんが、リゾートで知られるグアムやサイパンを含む地域です。この方面に旅行を予定している方は台風4号の影響に十分注意が必要です。

一方、過去に4月に日本へ上陸した台風は、1956年4月25日に鹿児島県へ上陸した台風3号だけです。

8日現在の海面水温。台風4号が発生した海域は30度近くあるが、日本の南の海上はまだ21~24度くらいとなっている(気象庁HPより)

今回の台風4号については16日(木)以降の進路はまだ発表されていませんが、日本の南の海水温はまだ21度から24度くらいですので、北上してくると台風の勢力は次第に弱まってくるものとみられます。ただ、間接的に日本列島の天気に影響を及ぼしてくることは考えられますので、念のため今後の情報に注意してください。