“定点カメラを置くように”… 「イン・ザ・メガチャーチ」

ファンダム経済を題材にした小説「イン・ザ・メガチャーチ」が本屋大賞を受賞しました。著者は小説家の朝井リョウさん(36)です。

大学在学中の2009年に「桐島、部活やめるってよ」で小説家デビュー。その4年後には「何者」で戦後最年少の直木賞作家となりました。

時代の空気や生きづらさを描いた小説は、多くの人の心を捉えています。

朝井リョウさん
「すごくうれしい気持ちと、『これが大賞を獲ったらどうしよう』という気持ちも多少、正直あった。 一番スポットライトの当たる場所に置かれて良いのかなという気持ちはあるし」
「今回の『イン・ザ・メガチャーチ』という小説も、私の中では『この人間がどうなるのか書きたい』というよりは、『自分が気になる現象を、写真を撮るように書きたい』。定点カメラを置くように小説を書けないかという思いがあった」