■MLB ブルージェイズ4ー3ドジャース(日本時間9日、ロジャース・センター)

ドジャースの大谷翔平(31)が、敵地でのブルージェイズ戦に“1番・投手兼DH”でスタメン出場し、投げては6回、96球を投げて、被安打4、奪三振2、四死球1、失点1(自責点0)も中継ぎが打たれて白星が消えた。昨季から25回1/3無失点となり、連続無失点の日本の先発投手記録を更新した。初対戦となった岡本和真(29)とは3打数無安打。打撃では3打数無安打2四死球、2009年のイチロー氏に並ぶ日本人最長の43試合連続出塁を記録した。

前日8日に試合中、キャッチャーが一塁に牽制した際に、手が大谷の左腕に当たるアクシデントがあったが、D.ロバーツ監督(53)は「怪我というよりは驚いただけだと思います 。接触に対して準備ができていませんでしたから」と口にし、痺れる部分だったのかと聞かれると「分からないけど、彼はいら立った時はあまり多く話さないからね(笑)」と笑顔を見せた。

大谷は“1番・投手兼DH”で先発すると、まずは1回の第1打席、ブルージェイズの先発はパドレスから移籍してきたD.シース(30)、通算成績は22打数8安打、打率.364、2本塁打と相性の良い相手。1回の第1打席、四球で出塁し、2009年のイチロー氏に並ぶ日本人最長の43試合連続出塁を記録した。

打撃でタイ記録をマークすると、立ち上がり、1番・G.スプリンガー(36)にストレートをレフト前へ、1死から3番・V.ゲレーロJr.(27)にはシンカーをレフト前と1死一、二塁といきなりピンチを迎えて、4番・J.サンチェス(28)にはカウント3ー0とボールが先行、ここでスパイクの紐を結びなおして一息入れると、カットボールでサードファウルフライ。

そして、迎えるは5番・岡本和真(29)、NPB時代を含めてレギュラーシーズンでは初対決、スイーパーを3球続けてカウント1-2と追い込むと、最後は100.1マイル(161.1キロ)で空振り三振と無失点に切り抜けた。

この試合は前回良かったカーブがほとんど決まらず、ストレートも引っかける場面が多かった。2回も無失点の大谷は3回、1死二塁でゲレーロJr.はスイーパーでショートフライ、これで大谷は昨季から25回1/3を無失点、これまで2013年から14年にかけて岩隈久志(マリナーズ)と24年のダルビッシュ有(パドレス)が樹立した25回連続無失点の日本の先発投手記録を抜いた。

しかし、2死二塁から4番・サンチェスにはストレートを三塁線へ弾き返されて、先制のタイムリーツーベース、記録更新後に今季初失点を喫して、先制点を奪われた。大谷の無失点記録は25回1/3でストップ。ここで5番・岡本と2度目の対戦、カウント2ー0からシンカーで詰まらせてファーストフライに打ち取った。

ドジャース打線は4回1死二塁から4番・F.フリーマン(36)がセンター前へ同点タイムリー、大谷失点後すぐに追いついた。その後、大谷は無失点ピッチングで粘ると、打線は無死満塁のチャンスを作ると6番・T.ヘルナンデス(33)がセンターへ犠牲フライで勝ち越し、大谷に勝ち投手の権利をプレゼントした。

大谷は6回で降板、3対1とリードしたドジャースだったが、7回、2人目・J.ドライヤー(27)が1死二塁から3連打を浴びて3対3の同点に追いつかれ、大谷の白星が消えてしまった。さらに2死満塁で5番・岡本を迎えたが3人目・B.トライネン(37)がサードゴロに打ち取り、ピンチを防いだ。

流れがブルージェイズに傾いた8回、B.カスパリウス(27)が1死一、三塁のピンチを招くと、ブルージェイズは勝負を仕掛けて、1塁走者が盗塁、キャッチャーのスミスが2塁に送球するが、悪送球をなり、3塁走者が勝ち越しのホームを踏んだ。

9回、先頭の大谷は見逃し三振、ブルージェイズが終盤の逆転劇で連敗を6でストップ、ドジャースの連勝は5で止まった。