年を越えた石油の供給見通し その確実性は?
藤森祥平キャスター:
イラン情勢で左右されているのが、原油の価格です。

この供給について高市総理は7日夜の段階で、「年を越えて石油の供給を確保できるめどがついた」とし、国会でも「今すぐ節約をして下さいと申し上げる用意はない」と説明しました。これが今の日本の備えです。

小説家 真山仁さん:
「めどがついた」というのが具体的にどこまで確実なのかを皆知りたいですよね。
中東から石油を輸入できなければ、世界中が中東以外から輸入することになるので、競争になります。
めどがあることがわかっただけなのか、購入契約までできているのか。確保しても、ものすごく値段が跳ね上がっているはずです。そのようなお金はどこにあるのでしょう。
こういう場合、他の国はまず国民に節約を求めるところから始めていますが、高市総理は「節約しなくてよい」と言っています。さらにガソリンの補助金も出そうとしています。
しかし、すごく値段が高騰している石油をこれから購入する場合に、年を越えて石油が供給できることになるのであれば、お金の使い方がかなり心配です。
藤森キャスター:
「現時点では」という点は強調しないといけないかもしれませんね。
小川彩佳キャスター:
国内の長期金利も一時2.43%まで上昇していました。約27年ぶりの水準を連日更新しています。

小説家 真山仁さん:
長期金利が上がると、住宅ローンなどが心配な上に、お金がなくなれば、最終的に国債を発行するしかなくなります。その国債の利回りも上がってくるので、結果的にそれを償還する時にまたクーポン代を払わないといけません。
どんどんお金が出ていく環境が日本で続いているときに、「責任ある積極財政」の言葉の意味をちゃんと考えているのか、高市総理に聞いてみたいところです。
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<プロフィール>
真山仁さん
著書に能登地震がテーマの「ここにいるよ」
最新作は「チップス ハゲタカ6」














