台湾最大野党・国民党の主席が中国・南京市に到着しました。中国共産党の習近平総書記との会談は10日に行われるとの見方がでています。

台湾の最大野党・国民党の鄭麗文主席は今回の訪問について、「期待と不安、疑念の声があることもわかっている。台湾社会に対し、善意と誠実な思いをもって出発する」と述べました。

鄭主席はきょう(7日)午後に上海に到着し、高速鉄道で南京市へ移動しました。

あす(8日)は国民党の創設者であり「中華民国」建国の父・孫文の墓「中山陵」を訪れる予定で、その後、上海に戻って視察を行います。9日には北京へ移動し、台湾メディアによりますと、翌10日に中国共産党の習近平総書記と会談する可能性が高いとしています。

会談前には複数回のPCR検査などの手続きが必要で、時間がかかるということです。

頼清徳総統は7日、「平和は独裁者の施しによって得られるものではない」と批判しています。

鄭主席が出発する前、空港では抗議デモが起こり、参加者らが「鄭主席の訪問は台湾を売る行為だ」と訴えました。