「壮絶な最期 涙が出た」

式が終わったあと、大田さんは位牌を碑前に置き、手を合わせました。

大田宗照さん
「涙が出ました。壮絶な最期を遂げたというのが、身に染みて分かった気がしましたから。『大和』の写真は家にたくさんありますが、ここに来るとやはり全く身が引き締まる。来られて本当に良かったです。叔父もやっと戦友と会えて喜んでいるんじゃないかと。これを機に、可能な限り毎年参加させてもらおうかと思います」

追悼式を主催する「戦艦大和会」の小笠原臣也会長は、世界で争いが多発するいまこそ、記憶を継承する重要性を感じると話します。

戦艦大和会 小笠原臣也会長
「直接の体験者、それを聞き取ったような二次的な体験者はだんだん亡くなっていく。でも戦艦『大和』が訴えたい教訓を、記録に残したり講演会をやったりして、知らない人に受け継いでいく必要がある。広島や呉に、できれば外国からもリーダーや一般の方がどんどん訪れて、戦争がどういうことをもたらすかということを、いろんな意味で学んでもらいたい」