イラン情勢が悪化し、ホルムズ海峡の事実上の封鎖で原油の確保が課題となっています。

熊本県内のバス事業者も事態を注視しています。

熊本市や御船町、山都町などで路線バスを運行する熊本バスは、貸切を含めた約70台バスで月に5万6000リットルの軽油を使用しています。

熊本バス 荒木明美 次長「一時期はタンクの残量があとわずかになりそうになって肝を冷やした。軽油が入るか入らないかという不安定なところが今の問題」

熊本バスは、これまで、社内にある燃料タンクに週に2回給油してきましたが、給油を依頼している販売会社が確保できる軽油が減り、今は給油が週に1回になり、確保できる軽油の量は3分の2ほどに減っています。

熊本バス 荒木明美 次長「まさかこういう事態になるとは思ってなかったのでかなり驚いたし、一時期よりは良くなったがこれから先不安定な時期が続くかなと」

燃料の供給が不安定になる中、熊本バスが対策として行っているのが、社外での給油です。

熊本バス 荒木明美 次長「長距離を走った時に出先のガソリンスタンドで給油をする。会社の中のタンクだけではなくてガソリンスタンドでも給油をしながら」

燃料の単価は上がるものの、自社の燃料タンクで保管する軽油を温存するための苦肉の策です。

公共交通機関としての役割も担う熊本バスは、今のところ路線バスを減便する予定はないということです。

熊本バス 荒木明美 次長「バスを必要をする客がたくさんいるので、バスは動かせないという状況にならないようになんとかやりくりをしながらやっていっている」