「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家男性の死亡をめぐる裁判で、元妻への2審の無罪判決を不服として、検察が最高裁に上告しました。

和歌山県田辺市の資産家だった野崎幸助さん(死亡当時77)は奔放な女性遍歴から「紀州のドン・ファン」の異名で知られましたが、2018年5月に自宅で急性覚醒剤中毒により死亡しました。

妻だった須藤早貴被告(30)は野崎さんに致死量の覚醒剤をなんらかの方法で摂取させ、殺害した罪に問われましたが、1審の和歌山地裁で無罪。2審の大阪高裁も「野崎さんが覚醒剤を入手することがまったく考え難い状況でもなかった」などとして検察側の控訴を棄却し、無罪を言い渡していました。

大阪高検は判決を不服として、きょう付で最高裁に上告し、「上告審で適正な判決を求めるため、本日、上告の申立をした」とのコメントを出しました。