孵化の実験で使用する養殖銀ザケの卵を必要以上に発注し、28万円余りの損害を与えてとして、宮城県南三陸町の男性職員が減給の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、農林水産課に勤務する40代の係長級の男性職員です。
町では、2025年から、養殖銀ザケの卵を計画的に孵化させる実験を行っていますが、本来10万粒の卵を手配すべきところ、男性職員は必要な手続きを踏まえることなく14万粒の卵を発注していました。

孵化した銀ザケは、複数の養殖業者に売り渡す計画で、男性職員が各養殖業者に売り渡しの希望数を聞き取りしたところ10万匹を超える希望があり、それにこたえるため、独断で14万粒の卵の発注をしたということです。本来必要なかった4万粒の卵の費用は約28万円でした。

また、2025年4月から12月にかけ、町のシステムを不正利用し、64人分の住民基本台帳情報と32人分の課税情報を閲覧したとして、当時、歌津総合支所に勤務していた課長補佐級の60代の男性職員を戒告の処分としました。