消防隊が到着する前に住民同士による「初期消火」で林野火災の拡大を防いだとして、東京・青梅市の住民らが東京消防庁から感謝状を贈られました。
先月29日、東京消防庁青梅消防署から消防総監感謝状を贈られたのは、東京・青梅市黒沢の住民あわせて5人です。
火事が起きたのは2月23日の午後1時ごろで、青梅市黒沢の住宅で住民が庭のゴミを燃やしていたところ、乾燥した風にあおられ、火が近くの山の斜面へと燃え広がりました。
およそ70平方メートルが炎に包まれ、近隣住民が119番通報をする中、偶然、通りがかったのが移動販売車のドライバー・水野智也さんでした。
移動販売車のドライバー 水野智也さん
「ちょうど通りかかって、山から黒煙が上がっているのを見て、これは普通じゃないと」
水野さんは斜面でうずくまっていた住人を救出したうえで、さらに近隣住民と連携して付近の消火栓からホースを延長し、消防隊が到着する前に放水を開始しました。
この迅速な「初期消火」により、延焼を最小限に抑えることができたということです。
東京消防庁青梅消防署の水越文広署長は「一刻を争う状況での的確な判断と勇気ある行動に感謝の意を表します」としています。
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