盛岡市菜園の老舗デパート「川徳」が経営再建計画を実行して生まれ変わることになりました。

 1866年創業の老舗デパートの川徳は業績の低迷を受けて、岩手銀行をはじめとした金融団が官民ファンド「ルネッサンスキャピタル」に債権の一部を売却することで経営再建計画が実行されることになりました。
 今後、新会社を立ち上げて、その新会社が盛岡市菜園の「パルクアベニューカワトク」と盛岡市緑ヶ丘の「アネックスカワトク」などの事業を引き継ぎます。
 新会社「川徳」の代表には現在と同じ荒道泰之社長が就きます。
 今年10月から百貨店業界に精通した新しい取締役が経営に参画していていて、今後、7階に映画館を入れるなど幅広い世代に支持される店舗づくりを目指しますが、組織のスリム化といった課題にどう対応するか注目されます。