中小の製造業の労働組合が中心であるJAM=「ものづくり産業労働組合」が発表した春闘の最新状況で、ベースアップにあたる額は9266円と、過去最高を更新しました。
機械や金属など製造業の中小企業の労働組合が大半の「JAM」は、先月末時点の春闘の集計結果を発表しました。
半数近くの組合で経営側から回答があり、▼従業員数が300人未満の中小企業ではベースアップにあたる賃金改善額が9266円でした。去年の同じ時期より500円余り増え、過去最高を更新しています。
現時点では中小企業でも賃上げの勢いが続いているかたちで、JAMでは「物価高と人手不足によって労使が賃上げの必要性を共有できた結果」と分析しています。また、いまのところ交渉にイラン情勢の悪影響は出ていないとしていますが、企業によっては原材料の高騰や生産調整の動きも出始めているということです。
JAMの安河内賢弘会長は「先行きの不透明感が増し、物価が上がって生活が苦しくなる情勢だということを誠実に訴えていきたい」としています。
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