メディアの役割 関心をつなげるためには
――私は自分も含めてやっぱりメディアの責任というか。普段から日本の刑事司法をどうしたらいいんだっていうことについて、やっぱり日本のメディアも少し報道が少ないと思いますね。村木さんから見られてどうですか。
(村木厚子さん)
「そうですね。法制審のときはかなり報道していただきましたけど、そのあとの協議会とか研究会とか、やっぱりほとんど報道がないですよね。そこはちょっとつらいとこですね」
――村木さんが郵便不正事件で問われたときは、その特捜部の主任検事が証拠を改ざんしてそれを隠したと言って、大阪、大阪地検特捜部の部長、副部長というもうピカピカの人たちがみんな逮捕されたという。世の中に衝撃が走って、それをきっかけに、村木さんをはじめ先ほどおっしゃっていた5人の一般目線の方を入れて改革しようとしたのに、それもうまくいってないという。日本のよくあるパターンですが、そのときは大騒ぎするけどなかなか続かない。それをメディアもフォローしないという。このあまり良くない連鎖が、ずっと今も続いてるという感じですね。
(村木厚子さん)
「そうですね。なんか事件が起こるたびに1回盛り上がるんですけど、法律を変えてというところまでいくと、かなり長期戦なので。その間こう関心が長続きしないというのは辛いところですよね」













