新潟市で飲食店を営んでいた『奥次郎』が3月31日付で事業を停止し、事後の処理を弁護士に一任していたことがわかりました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、『奥次郎』は同日に、新潟地方裁判所から破産開始の決定を受けているということです。
仕出し業として戦後間もない1947年に創業した『奥次郎』は、新潟市北区の松浜東町で『レストラン奥次郎』・『仕出し・宴会 さくら亭』・『居酒屋 さぶ郎』の3店舗を同一敷地内で経営し、ピーク時の1999年9月期には約3億339万円の年売上高を計上していました。
しかし、周辺地域の人口減少などの影響から売り上げは次第に低迷。加えて近年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来店客数も減少し、物価や人件費高騰などの事情もあって、2023年9月末には、和風レストランの奥次郎を閉店しています。
その後ウイルス禍が収まっても、冠婚葬祭などで地域住民らやその親族が集まる機会はかつてのようには戻らず、2025年9月の年売上高は約1億6000万円にとどまるなど採算が確保できない状態が続き、資金繰りが困難となっていたもようです。














