ホルムズ海峡 “自然に開くだろう”とするも…市場の反応は
ーー日本から見ていて非常に注目されるのが、ホルムズ海峡についての言及です。元々、直近1週間ぐらいの交渉については、「ホルムズ海峡を開放しろ。さもなくば発電所を攻撃する」ということを言っていました。
ここ数日のトランプ大統領の発言と一貫しているものと捉えられますか。

涌井文晶 ワシントン支局長:
基本的にはホルムズ海峡について「開放まで行かなくても戦闘を終結する」という姿勢を改めて示したのではないかと見えました。
実際、マーケットもそのように受け止めているようです。既に原油市場などは値上がりで反応しているという状態になっています。
ホルムズ海峡の封鎖に対して、「アメリカが何かをすることはない」とはこの間も繰り返し言っているわけですが、改めて「その状態のままでも戦闘は2~3週間で終える」ということで、その見通しが立ちません。
またトランプ大統領は「Naturally」という言い方、つまり「ホルムズ海峡は自然に開くだろう」ということです。確かに停戦が合意されれば、その緊張が収まって解放に向かっていくという理屈だと思いますが、市場の反応を見ていると、本当にその通りになるとは受けとめていないと思います。
そういう意味では、この演説がどの程度、トランプ大統領が狙ったような効果があったのかは今の時点ではすぐには判断できませんが、すぐにマーケットが交換するような結果にはなっていないように今のところ見えます。

















