きょう(1日)就職や入学など、生活の節目を迎えた方も多いのではないでしょうか。新たな生活での「悩み」や「不安」を伺いました。
“小1の壁” 仕事と育児どう両立?
井上貴博キャスター:
新年度になり、お子さんが小学生になる家庭も多いと思います。そこで共働きの家庭で直面するのがいわゆる「小1の壁」です。

保育園などは、園によって違いはあるものの、早朝から、夜の延長保育まであるので、遅い時間まで子どもを預けることができます。
一方、子どもが小学校1年生になると、登校が午前8時くらいで、下校は午後3時くらいになります。共働き家庭において、朝の登校と、下校以降の時間帯をどう対応すればよいのかというのが「小1の壁」です。
もちろん学童保育などはありますが、定員オーバーになると預けることができません。

ある調査によると、▼「平日の朝、子ども1人だけで過ごす時間がある」と答えた家庭は49%、▼「小学校入学で仕事と育児の両立が難しい」と答えた家庭は64.5%になったということです。
(子どもの居場所について:こども家庭庁HPより / 仕事と育児について:出典 株式会社OKAN)

自治体では様々な取り組みを行っているようです。横浜市では市内10校で『朝の居場所づくり』として、午前7時から保護者と一緒に登校し、午前8時までは体育館や図書館などで勉強や読書ができるということです。登録は無料で、保険は年800円に設定しています。
さらに、シルバー人材センターから派遣されたスタッフによる『見守りサービス』も行っていて、小学校1年生の利用はのべ2724人だということです。(2025年4月~2026年2月)

しかし、このような『朝の居場所確保』を実施している市町村は1.4%、検討中は1.7%、実施せず(未検討)は96.7%と、まだまだ多くはありません。
理由としては、人材確保や予算、場所がないといった課題があげられるということです。(こども家庭庁HPより)

保育士・育児アドバイザー てぃ先生
そもそも「預け先はいっぱいあります」という状態が社会として正しいのかという問題があります。
誰がどのように子どもを見るかという問題の前に、保護者の方々がフレキシブルに就労できるような社会環境を作っていかなければいけません。
また、シルバー人材センターの方々に見守りをお願いするにしても、もし怪我や、命を落とすようなことが起こった場合、誰が責任を取るのかが問題ですね。














