福島県双葉町に建てられた震災の慰霊碑の周りに、かつて町を彩っていたヒガンバナが移植されました。
あいにくの天気の中、一つひとつていねいに苗を植える参加者たち。この場所には、慰霊碑が建っています。この慰霊碑は、3月11日に双葉町の浜野地区に建てられたもので、津波などで亡くなった21人の名前が刻まれています。
31日、この慰霊碑の周りに町民やボランティアなどおよそ40人が集まってヒガンバナの苗を植えました。ヒガンバナは、震災前、双葉町細谷地区の町道沿いに植えられていたもので、多くの住民に親しまれていました。
しかし、原発事故の後、細谷地区は、中間貯蔵施設となったことなどから、ヒガンバナは、川俣町に移植されました。今回はそのうちの3000株が、8年ぶりに、町内に帰ってくることとなりました。
細谷行政区元区長・大橋庸一さん「(川俣町)山木屋のヒガンバナを里帰りという気持ちでこちらに移植できて感無量です。みんなで集まってヒガンバナが咲いているのを楽しみたいですね」
ヒガンバナは秋に見頃を迎える見込みで、その時期に合わせて芋煮会も予定しているということです。














