熊本地震では、地震の情報を発信する気象台も大きな揺れに見舞われました。

防災情報のプロ、気象台の職員が身をもって伝える教訓です。

地震が発生した2016年4月14日夜の熊本駅周辺。

このすぐ南側にある合同庁舎の12階に熊本地方気象台があります。

熊本地方気象台 松下光広さん「入ってきたら、事務室が一面、物が倒れたり書類が散乱してたり、そういう状況でした。まず心配したのは、すぐ業務ができるか」

地震情報の発信に記者会見の準備など、業務を維持することはできたものの、14日の震度6弱、16日の震度6強、2度の大きな揺れは防災機関として万全にしていたはずの対策を超えるものでした。

熊本地方気象台 松下光広さん「地震の解説資料を作成して発信していた部屋です。当時ベルトでモニターを固定していて、ベルトが切れて、ディスプレイは机の外に落ちていた」