使用済み核燃料を再処理して島根原発2号機で利用しようというプルサーマル発電計画を巡り、中国電力の中川賢剛社長は、31日、鳥取県の平井伸治知事に対し「スケジュールありき」ともとれる説明を行ったことについて謝罪しました。

中国電力 中川賢剛社長「知事、市長、議会を含め、鳥取県の皆様にご心配をおかけしたことにつきましてまずもって心よりお詫び申し上げます」

中国電力が、島根原発2号機で計画するプルサーマル発電をめぐっては、鳥取県側に計画自体の説明をしないまま、立地自治体の松江市には、2029年度に発電を開始する見通しを示したことについて、経済産業省資源エネルギー庁が、2月、中電に対し口頭指導を行いました。

31日午後、鳥取県庁を訪れた中国電力の中川社長は、「説明プロセスを白紙に戻し、スケジュールありきではなく誠意を持って対応する」と述べ、平井知事に謝罪しました。

これに対し、平井知事は、鳥取県と米子市、境港市、そして、住民に対する丁寧な説明や安全性の検証を行うよう求めました。

鳥取県 平井伸治知事「われわれ周辺側、特に鳥取県側というのはプルサーマルの説明を聞いたことがない」「土俵づくりが整えられるかどうかこれを見極めていくことになる」

中国電力 中川賢剛社長「工程ありきではなく、一から丁寧に説明プロセスを相談させていただくところまでご了解いただけたものと思っております」

中川社長は、今後、住民説明会の開催を検討していくとしています。