帰省客が増える年末年始に合わせ、長野県は28日、JR長野駅と松本駅前に、新型コロナウイルスの臨時の検査拠点を設置しました。

帰省などで高齢の親族など多くの人と接触する機会があることから、出発前や、帰省先から戻った際に検査を受けられるようにしました。

対象は濃厚接触者ではなく発熱や咳などの症状のない帰省客などで、鼻の奥の粘膜を自分で採取し、30分以内に結果がわかる抗原検査を無料で受けることができます。

神奈川県に帰省する男性は、「高齢の親がいる。年末年始を逃すと、なかなか帰れなくなってしまうので検査を受けた」と話していました。

臨時の検査拠点は、JR長野駅と松本駅前のアルピコプラザホテル3階に設置され、年明けの来月9日まで利用することができます。