アメリカとイスラエルによるイラン攻撃から1か月が経ちました。原油や石油など、日本への影響はどうなるのでしょうか。
「1バレル5~10ドル程度押し上げる要因に」フーシ派参戦で

井上貴博キャスター:
原油先物価格の推移から見ていきます。
【WTI原油先物価格 さらに上昇】
2月27日:67ドル(終値)
3月20日:98ドル(終値)
3月23日:84ドル(一時)
3月30日:103ドル(一時)
※1バレルあたり アメリカ時間
戦闘が始まる前の2月27日(終値)は、1バレル67ドルでした。
それが3月20日には98ドルになり、3月23日ごろにトランプ大統領がイラン発電所への攻撃を5日間延期と発表してから、一時84ドルになりました。
それが不透明感が増したという判断で、30日には一時103ドルという段階です。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く事で、「世界経済がさらに混乱をきたすのでは」と懸念が広がったとみられます。

ホルムズ海峡を通る原油・石油に、世界は約2割を頼っている状況です。特にアジアは、過度に依存しているということです。
日本エネルギー経済研究所の柳沢崇文研究主幹によると、「ホルムズ海峡ルート」だと、1日あたり2000万バレルだということです。
サウジアラビアのパイプラインで分散もさせていて、ヤンブー港から出てくる「航海ルート(輸送能力)」では、1日あたり500万バレルと言われています。
ただ、この航海ルートには、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が参戦すると表明しています。
野村総研エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏は、1バレル5ドルから10ドル程度押し上げる要因になり得るのではないかとみています。














