◆これまでと変わらぬ客「嬉しい」

旦過市場一帯では、今年4月と8月の火事でいずれも40店舗以上が焼けました。多くの店舗がいまだに元の場所で営業を再開できていません。

一方で、今月初めには、アーケード北側に「タンガレンガ広場」がオープン。被災した4店舗が営業を再開しました。店が全焼した吉野智博さんは、年末の賑わいに安堵しています。


海産物のやまいち・吉野智博店長「今年はダメかと諦めていましたが、12月入ってこれまでと変わらないほど客が多いです。みなさん心配してくれるので嬉しいです」


年末の書き入れ時を迎えて賑わいを取り戻しつつある旦過市場一帯。さら地になった約1100平方メートルの敷地には、2023年に仮店舗のプレハブが建てられます。それぞれの店は、4月以降に順次、営業を始めることにしています。