パキスタンの外務省は28日、トルコ、サウジアラビア、エジプトの外相が29日から30日に首都イスラマバードを訪れ、4か国による外相会談を開催すると発表しました。イラン情勢をめぐり緊張緩和に向けた取り組みについて協議を行うとしています。

トルコ、サウジアラビア、エジプトの外相はすでにイスラマバードに到着しているということです。

パキスタンのシャリフ首相は、アメリカとイランの協議をパキスタンで開催する用意があるとし、仲介に意欲を示していて、28日、SNSでイランのペゼシュキアン大統領と1時間以上にわたり電話会談を行ったと明らかにしました。

シャリフ首相は会談で「パキスタンがイスラエルによるイランへの攻撃を強く非難することを改めて強調」し、「イランの人々への連帯を示した」としています。その上で「パキスタンがアメリカや湾岸諸国、イスラム諸国と進めている外交努力について説明した」ということです。

また、パキスタン外務省はSNSで、ダール副首相兼外相もイランのアラグチ外相と電話会談を行ったと明らかにしました。

ダール副首相兼外相は戦闘終結の重要性を強調し、「パキスタンは地域の平和と安定の回復のためのあらゆる取り組みを支持し続ける」と表明したということです。

そのダール副首相兼外相はSNSで、イラン政府がパキスタン船籍の船舶20隻がホルムズ海峡を通航することを認めたと明らかにしました。1日あたり2隻が通航するとしています。