中東情勢の緊張の高まりでホルムズ海峡の海上輸送に影響が出ていることを受け、国連は食糧危機を防ぐため、肥料などの輸送の確保に向けたタスクフォース=専門チームを設置したと発表しました。

国連 ドゥジャリク事務総長報道官
「影響を軽減するためには、即時の行動が不可欠です。このような課題に対応するため、事務総長はタスクフォースを設置しました」

国連は27日、肥料やその原料の輸送を確保するためのタスクフォースを設置したと発表しました。

海上貿易の混乱で食料生産や人道支援への影響が懸念されていることから、対象は肥料やその原料に限られ、石油の商業取引は含まれていないということです。

ドゥジャリク事務総長報道官は、具体的な内容については「関係国と協議を進める」としたうえで、グテーレス事務総長がイランやエジプト、パキスタンの外相、アメリカやバーレーンの国連大使と電話で協議したと明らかにしました。一方、イスラエルとの接触については明らかにしませんでした。