川勝前知事時代の「平行線」から加速へ

品川と名古屋をわずか40分で結ぶリニア計画。しかし、静岡工区をめぐる県とJR東海の議論は長年、平行線をたどってきました。

<川勝平太前静岡県知事>
「とてもではないけど(工事の)GOサインを出せる状況ではない。納得できるものが返ってこない限り、本体工事は取り掛かれない」

そのきっかけとなったのは川勝前知事。「命の水」を守るとして着工を認めない姿勢でした。当時のJR東海のトップが準備工事を直談判するも...。

<川勝前知事>
「仮に水は戻せない。ダメだとなったらどうしますか?」
<金子社長(当時)>
「私はそれは考えにくいと思っています」
<川勝前知事>
「私はあると思っています」

<JR東海 丹羽俊介社長>
「残念ながら品川ー名古屋間の2027年の開業は実現しない」

静岡工区の着工が見通せないとしてJR東海は当初、目指していた2027年開業を断念。しかし、鈴木知事の就任によりリニアの議論は一気に加速しました。