果物だけでなく、ケーキや練乳、カルピス味まで登場している「デザートチーズ」。人気のワケとは?

低糖質で「罪悪感ない」

デザートチーズとは、クリームチーズをベースにフルーツやナッツなどを加え“デザート感覚で食べる甘いチーズ”のこと。

『MEGAドン・キホーテ成増店』(東京・板橋区)のチーズ売場には、ストロベリー味やブルーベリー味、マンゴー味など20種類以上が並んでいます。

食品担当・中村広幸さん:
「デザートチーズはすごく売れている。近年徐々に売り上げを伸ばして、家族連れや女性のお客様に人気がある」

人気の理由は、普通のスイーツに比べ“カロリーや糖質が低い”ところ。

「間食でご飯食べる前とか後とかちょっとだけ食べたい時に、“罪悪感なく食べられる”」(20代女性)
「普通のチーズケーキよりもカロリーが低いので“ダイエット中でも食べやすい”。本当にありがたい」(20代女性)

「ショートケーキ」の味を再現

販売個数“2000万個以上”のヒット商品となっているのは、6Pチーズでおなじみ「QBB チーズデザート6P」(六甲バター/6個入・418円)。

ブルーベリーやバニラなどの定番から、メロンやレモンまで全8種類。3月には「いちごのショートケーキ味」も登場しています。

THE TIME,マーケティング部 植万由香部員:
「チーズが濃厚だけど、“いちごの爽やかな甘酸っぱさ”が合わさってとっても美味しい」

リッチなミルク感が特徴の北海道クリームチーズと、甘みと酸味のバランスが良い「紅ほっぺいちご」を使用し“ショートケーキの味を再現”。それでいて、チーズ1個(約15g)あたりの糖質は3.6gと低く抑えられています。

それにしても、なぜ6Pチーズをデザートに?

『六甲バター』技術開発本部・片山和子さん:
「過去にベイクドチーズケーキを発売していたが、2007年に会社の諸事情でデザート事業がなくなってしまった。ベイクドチーズケーキの商品をなんとか復活したいと思い、“6Pチーズの機械を使ってチーズケーキを作ろう”と考えたのがきっかけ」

季節感&期間限定で人気

デザートチーズが人気の理由は、“罪悪感がない”だけではありません。

『チーズプロフェッショナル協会』会長・坂上あきさん:
「普通のチーズと違って“季節ごとに新商品”が展開されたり、“選ぶ楽しみ”がある」

例えば、クリームチーズブランドの『kiri』の「フルーツブレンド」(ベル ジャポン/6個入・460円)では、ピーチ&マンゴーの他に、期間限定の「アサイー&ストロベリー」などフルーツピューレや果汁を加えたフルーティーなデザートチーズを展開。

『森永乳業』で人気の「クラフト 小さなチーズケーキ」(6個入・454円)からは、イチゴやブルーベリーなどの定番に加え、3月から「カルピス」や「れん乳」とのコラボ商品も期間限定で販売されています。(※在庫がなくなり次第販売終了)

植部員:
「食べた瞬間からカルピスの香りがする。クリームチーズのようなちょっと酸味の強いチーズ」

甘酸っぱくクリーミーな味わいをチーズで再現。一粒でカルピスを感じる一品です。

さらに、大人をターゲットにした「フィラデルフィア デザート6P クリームチーズと2種のドライフルーツ&ナッツ」(森永乳業/6個入・486円)は、ザクザクとした食感に加え、隠し味として「ブランデー」も入っています。

植部員:
“甘さはちょっと控えめ”で、大人なデザートチーズ。お酒と合わせても十分満足できるおつまみになる」