中東情勢をめぐっては、アメリカとイランが停戦の条件を示すなど駆け引きが続いています。日本では国家備蓄の石油の放出が始まりましたが、石油由来の住宅資材が高騰し、「スーパーインフレだ」と悲鳴があがっています。

石油の“国家備蓄”を放出 国内需要の45日分 

3月26日、政府が4年ぶりとなる石油の国家備蓄の放出を始めた愛媛県にある備蓄基地。

記者
「午前11時を過ぎました。今治市にあるこちらの備蓄基地では先ほど石油の放出が始まりました」

地下タンクに石油を貯蔵していますが、その石油を、パイプラインを通じて隣に建つ製油所に送りました。3月16日から行っている民間備蓄の放出分と合わせると国内需要の約45日分が市場に放出されることになります。

ただ、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続き、石油の供給が元通りになるメドは立っていません。備蓄の放出も一時的な措置に過ぎず、影響は物流などにとどまりません。