過度なポジティブ思考も要注意?

韓国の研究チームの実験です。

▼「自分はできる・自分はやれるんだ」などと自分を尊敬する言葉
▼「自分はダメだ、自分はできない」などと自分を批判する言葉

それぞれ5分間『脳内トーク』をして試験をした結果ー
自分を尊敬する言葉で脳内トークをしたグループの成績は変わらず、自分を批判する言葉で脳内トークをしたグループは、成績がアップしたという結果が出ました。

脳をMRIで見てみると、自分を尊敬する言葉を使ったグループの方が脳が活性化していることが分かりましたが、成績は変わらなかったといいます。

脳の中では・・・
「自分を褒めすぎると自信過剰になる」
➡「ゆとりが生まれて緊張感がなくなる」
➡「脳の注意力が低下して本来のパフォーマンスが発揮できない」

一方、自分に批判的な言葉を脳内で繰り返すことで、目標をクリアしようというモチベーションアップにつながったと考えられています。

西剛志氏によると、プラスとマイナス、同時に把握することが重要です。

脳科学者 西剛志氏:
楽観主義というのは非常に良いことでもあるんですけれども、やりすぎてしまうと夢ばかり追って地に足がついていない人になってしまうんですね。
それで逆に上手くいかない状態になってしまいます。
バランスが一番大事だということが、研究から分かってきたということです。

高橋ユウ:
マイナスとプラスのバランスはすごく難しいなと思うんですけど、ネガティブを無理やりポジティブに変えるのはしんどいから、自分のネガティブを受け入れることがポジティブなんだろうなと思いました。

脳科学者 西剛志氏:
まさにそうです。
多くの方はマイナスなことを避けようとするんですけれども、それを受け入れるという時点でもうポジティブということですね。

(ひるおび 2026年3月24日放送より)
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<プロフィール>
西 剛志氏
脳科学者 企業や個人4万以上をサポート
うまくいく人とそうでない人の違いを研究