「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、勾留中に亡くなった元顧問の遺族が裁判官が保釈を認めなかったことで違法な拘束が続いたなどとして、国に賠償を求める訴えを起こすことが分かりました。

横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」をめぐる、えん罪事件では、逮捕・起訴された元顧問の相嶋静夫さん(当時72)が勾留中に見つかった胃がんが原因で亡くなりました。

相嶋さんの弁護側は8回にわたって保釈を請求しましたが、東京地裁は認めませんでした。

遺族の弁護団によりますと、逃亡のおそれがないにもかかわらず、裁判官が▼逮捕状と勾留状を出したことや、▼保釈を認めない判断を続けたことによって、違法な拘束が続いたとして、遺族が来月上旬にも国に賠償を求める訴えを東京地裁に起こすということです。

裁判を通じて事件に関わった裁判官37人の責任を追及するとしています。