「終のすみか」は霧の中
76歳の小嶺ひろ子さんです。
小嶺ひろ子さん(76)「自分の家がここと決まって、ちゃんと住めるようになった時が復興なんですよね、私としては」

小嶺さんはいまだに「終のすみか」を得るに至っていません。
地震で店舗兼自宅が全壊した小嶺さんは、2年近く、夫・隆さんと仮設住宅での生活を余儀なくされました。

2人は、早い時期の自宅の再建を目指していましたが、立ちはだかったのが県道の4車線化と区画整理事業でした。
木山地区の県道沿いにある小嶺さんの土地は、この2つの工事の対象となっていましたが、行政側が対象の範囲を示さなかったため、自宅を再建できずにいたのです。
町内で代替地を探したこともあります。しかし、利便性や災害リスクからうまく見つからなかったと言います。
そうした中で、小嶺さん夫婦には、自宅の再建を急がなければいけない理由がありました。














