五島沖「浮体式洋上風力」が動かす地域経済

2026年1月、五島市沖で「浮体式洋上風力発電所」の商用運転が開始されました。大規模な浮体式での発電事業は日本初です。
全長約170メートルに及ぶ8基の巨大風車が、島で使用する電力の約8割を賄う「風の島」を実現しています。

この風車事業を進めてきた戸田建設の牛上 敬部長は、2010年の実証開始から16年間にわたり、商用化に向けた技術開発・工事などをけん引してきました。

戸田建設 戦略事業本部・牛上 敬部長「涙でも出るのかと思いましたけども…まあそういうことはなくて、まさに安堵の気持ちでした」

このプロジェクトの注目点のひとつは、浮体の基礎部分に地元企業が参入しやすい「コンクリート」を採用したことです。
五島商工会議所の元会頭・清瀧 誠司 顧問は、再エネの『地産地消』が、離島経済を再生させる「鍵」だと強調します。

福江商工会議所・清瀧 誠司顧問「年間30億とか40億円という金(電気代)が、大手電力会社を通じて博多(島外)に流れていってたんですよ。それを地産地消すれば、五島で資金が回って雇用が促進され、景気の循環も良くなるんじゃないか」