スーパーの米の価格が、およそ半年ぶりに5キロ4000円台を下回りました。背景にはコメ余りがあり、来年には在庫が過去最高になる見通しです。
農林水産省によりますと、今月9日から15日までに全国のスーパーで販売されたコメ5キロあたりの平均価格は、前の週より33円安い3980円でした。5週連続の値下がりで、およそ半年ぶりに4000円を割り込みました。
民間の業者が抱える在庫の量が高水準となり、業者間の取引価格が低下していることが主な要因です。
農水省はきょう、今年のコメの需給見通しを発表し、今年は需要が最大711万トンになると試算しました。一方、生産量については各地の作付けの意向を踏まえた結果、732万トンになる見通しで、需要を大きく上回る見込みです。
来年の6月末に民間の在庫量が最大271万トンと、過去最高の水準になるとの見通しです。
こうした中、政府は去年放出した備蓄米について、需給の状況を見て、買い戻す方針を示しています。買い戻しは価格を下支えする効果を持つだけに、いつ買い戻しを決めるかが注目されています。
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