新潟県内を走る路線バスでキャッシュレス化が進んでいます。専用の端末にクレジットカードをかざしてバスに乗れる、『クレカ乗車』が導入されました。

長岡市で23日開かれたセレモニー。県内の路線バスに導入されたのが『クレカ乗車』です。

【記者リポート】「自分が使っているカードを専用の端末にタッチすることで、例えばインバウンドのお客さんが多い観光路線などでもスムーズにバスに乗ることができるということです」

クレカ乗車とは、タッチ決済が可能なクレジットカードやスマートフォンを専用の端末にかざして料金を支払うキャッシュレスの乗車システムです。

利用者は現金の両替やチャージすることなく、タッチするだけでバスに乗ることが可能。事業者にとっては人手不足が深刻になる中で、運賃の清算にかかっていた時間が短縮でき業務の効率化も期待できるということです。

【長岡市 磯田達伸 市長】「(地域が)生き残るため、観光で活気を取り戻すためには公共交通がいかに持続していくか、一番大切なインフラ、決め手になっている」

【越後交通 伊比久 代表取締役社長】「(地方では)労働者不足は深刻な課題となっており、私どもの会社もその問題に直面している。キャッシュレス化により現金の取り扱いを減らし、現金の準備や回収に伴うコストやリスクを低減できる」

県内の路線バスでは今年度、中越エリアを中心に走る越後交通や南魚沼市に本社を置く南越後観光バスなどですでに導入されていて、今後、合わせて5つの事業者、277台のバスに広げられる予定です。