放出量過去最大 石油備蓄の放出始まる
そして、こうしたなか始まったのが、備蓄されている石油の放出。
この備蓄制度が始まったきっかけは、50年以上前にさかのぼります。

第4次中東戦争が引き起こした“オイルショック”。石油製品が高騰し、物価が2割も上がるなか、トイレットペーパーなどの買いだめ騒動も起きました。
そんな教訓からできた備蓄制度で、放出されるのは7度目ですが、今回はその量が過去最大。

東日本大震災や、ロシアのウクライナ侵攻の時を大きく上回る8000万バレルで、45日分の消費量に相当します。
政府が異例の規模で放出に踏み切る中、石油の供給不足の影響も出始めました。
19日には重油不足を受け、JFEスチールが発電所1基を停止。三菱ケミカルも、石油から作られる塗料などの原料を値上げしています。
国会では…

立憲民主党 杉尾秀哉 議員(18日 参・予算委)
「長引いた場合、第3次オイルショックを予測する向きもあります。こうした最悪のケースを総理、想定されているんでしょうか」

高市総理
「最悪のケースということについても、当然、想定はしております」
250日分ほどある石油の備蓄が底をつく前に、安定供給は回復できるのでしょうか。














