投手に専念した冬、甲子園で借りを返す
悔しい敗戦後、菰田はひたすら自分自身を追い込んできた。特にこの冬、力を入れてきたのがピッチング。これまでは野手の練習と半々だったが、昨年の秋から投手の練習を8割以上に。
「ああいう負け方をして、ピッチャーとして成長しないといけない」と話す菰田は、ストレートのキレなどに磨きをかけ、下半身の強化にも力を入れてきた。
そのストレートの質を上げるには、身体づくりも欠かせない。
山盛りのご飯を食べる菰田に、仲間も「センバツでもいいピッチングをしてくれると思うので、すごい真っ直ぐを投げ込んで欲しい」と期待。「言われたからにはやるしかない」と目の前に迫った大舞台に気合が入った。
「日本一というところを目標にしているんですけど、この冬で成長していると思うので、この成長した姿を甲子園の舞台で発揮したい。ピッチャーとして相手を圧倒するところ、自分のストレートであったり、そういうところを見て欲しい」
チームは5年連続のセンバツ出場で、春夏通算20回目の甲子園。悲願の初優勝を飾った23年のセンバツ以来、3年ぶり2度目の頂点を狙う。
決戦の地に向かい、初戦に向け兵庫県西宮市内で前日練習(21日)を終えた菰田は「まずは明日の試合(1回戦)勝てるように。ピッチングの準備もしてきましたので、いつきても大丈夫な準備はしています」と力強く意気込んだ。22日の前売り券は外野席以外は完売となり「自分としては(テンション)上がります」と笑みを浮かべた。カギを握る1回戦、山梨学院は22日の第3試合で九州大会準優勝校の長崎日大(長崎)と対戦する。














