「乗ってる子どもたちに明るく。運転手として人の役に立ちたい」そう語るのは、インドネシア国籍のウィル・ストロングさん(40)です。

北海道・網走市のバス会社に入社し、道内初の外国人営業バス運転手として、まもなくデビューを迎えます。

深刻な運転手不足によって路線の維持が困難になる中、地域の”足”を守るための新たな取り組みが動き出しています。

「人手不足、運転手不足という中で、非常に大きな影響」

オホーツク海を望む網走市では、流氷が沖へ去る”海明け”の季節を迎え、国内外から多くの観光客が訪れています。

駐車場は観光バスで満車になるほどの賑わいですが、バス会社にとって書き入れの時の裏側では、深刻な問題が広がっています。

網走バス 小澤友基隆社長
「人手不足、運転手不足という中で、路線バスに非常に大きな影響」

運転手不足を背景に、道内各地では路線バスの廃止や減便が相次いでいます。

網走バスも例外ではなく、知床や道東を巡る観光バス・都市間バスのほか、郊外の路線バスやスクールバスを運行していますが、運転手の不足と利用者の減少が重なり、路線維持が年々難しくなっています。