「渡りに船じゃないかって」特定技能制度が開いた扉

こうした状況を打開する一手となったのが、国の在留資格制度の改正です。

2024年、外国人の在留資格「特定技能」に、国内で人材不足が著しいバス運転手などの自動車運送業が新たに加わりました。

網走バスの小澤友基隆社長は「北海道内のバス会社も道外への採用活動を強めたということで、競争が非常に強くなった。外国人運転手が特定技能で業種に加わったということで、チャレンジしてみようと思いました」と語り、インドネシアへのスカウトに踏み切りました。

そこで採用されたのが、ウィルさんです。

インドネシアの首都ジャカルタで飲食店の経営や日本語教師を務めていたウィルさんは、去年秋に来日し、網走バスへ入社しました。

厳しい条件をクリアして日本語能力を証明し、営業運転に必要な大型二種免許も取得。

現在は春のデビューに向けて、路上教習に励んでいます。