2023年、札幌市西区で不正改造車から外れたタイヤが当時4歳の女の子にぶつかり、女の子は今も意識不明となっている事故で、過失運転傷害等の疑いで逮捕され、その後不起訴となった車の所有者の男性(52)について、札幌検察審査会は19日、「不起訴相当」と議決したことがわかりました。
この事故は、2023年11月、札幌市西区で不正改造の軽乗用車からタイヤが外れ、歩道を歩いていた当時4歳の女の子に直撃したもので、女の子は今も意識不明のままです。
警察は、車の運転していた男性(52)だけでなく、車の所有者の男性(52)についても、過失運転傷害などの疑いで逮捕しましたが、札幌地検は、車を不正改造した道路運送車両法違反罪で起訴したものの、過失運転傷害罪については不起訴処分としました。
運転していない人が、過失運転傷害で逮捕されるのは、極めて異例のことでした。
女の子の父親は2025年4月、所有者の男性の過失運転傷害罪での不起訴処分を不服として、検察審査会に申し立てをしました。
この申し立てに対し検察審査会は19日、所有者の男性の過失運転傷害罪での不起訴について「不起訴相当」と議決したことがわかりました。
女の子の父親の代理人によりますと、議決に至った理由は、被害者家族にも公開されないということです。
「不起訴相当」の議決を受けて、女の子の父親は「結論を聞いて非常に残念な気持ちです。今はまだ何も考えられませんので、今後のことについては弁護士と相談して考えたいと思います」とコメントしています。
なお、車を運転していた男性は、この事故で有罪判決を受けて執行猶予中に無免許運転を繰り返したとして、3月3日に起訴されています。












