2002年に愛知県豊川市で当時1歳の男児を殺害したなどとして懲役17年が確定し、服役した男性が求めていた再審=裁判のやり直しについて、最高裁は16日付で男性側の特別抗告を退ける決定をし、再審開始を認めませんでした。

この事件は2002年7月、豊川市内の駐車場で、当時1歳10か月の村瀬翔ちゃんを連れ去って海に投げて殺害したとして、田辺雅樹さん(59)が殺人などの罪に問われたものです。

1審の名古屋地裁は「自白の信用性に疑いがある」として無罪を言い渡しましたが、2審の名古屋高裁は「自白の根幹部分は、十分な信用性が認められる」として、一転して懲役17年を言い渡し、その後、刑が確定しました。

田辺さんは2022年8月に刑期を終えて出所しましたが、無実を主張して再審を求めていました。