戦争終結でも「原油は高い状況が続く」
戦争が終結しても原油価格の安定化は難しいと指摘するのは、慶応義塾大学教授の白井さゆりさんだ。

『慶應義塾大学』総合政策学部教授 白井さゆりさん:
「戦争が終わったとしてもイランの政権が西側寄りではなく、不安定な状況が続けばホルムズ海峡の通過は非常に危険。つまりそれは保険料や輸送料が高騰するということ。また、イランでの民間人の反政府運動が思ったほど大きくなく政権によるコントロールができそうだという憶測もある。そうなると原油価格は結構高い状態が続く。イランの体制がどうなるかが一番大事だと思う」
日本政府は原油高騰への対策を打ち出しているが、その後の影響も心配だ。

<日本 原油価格の高騰対策>
▼19日から“ガソリン価格170円を超える分は全額補助”
▼当面は既存の“基金2800億円で対応”・追加の予算措置は考えず
▼必要に応じ25年度の予算予備費(約8600億円)の活用検討
――ガソリン価格200円なら30円を補助すると。これが長くなれば相当財政負担が出てくる
白井さん:
「暫定税率の撤廃で25円下げるのに1兆円かかったので、財政負担が大きくなる可能性はある。何よりもまたコストプッシュインフレの再燃という感じになると、国民にとっては生活が非常に苦しい状況になる」














