輸入先を変えない「中東依存」2つのメリット

高柳キャスター:
一方で、原油の生産国を見ると、1位は米国で、サウジアラビアが2位、アラブ首長国連邦は5位以内に入っていません。

【2024年原油生産量の多い国(1000バレル/1日あたり)】
1位:米国(20135)
2位:サウジアラビア(10856)
3位:ロシア(10752)
4位:カナダ(5888)
5位:イラン(5062)

米国の原油生産量はサウジアラビアの約2倍となっていますし、輸入量・生産量をみても、一時的に米国やカナダに輸入先を変えたらいいのではないかと思いますよね。

しかし、“輸入先を変えられない”理由があるということですね。

TBS報道局 経済部 米田祐輔 記者:
輸入先を変えればいいと思うかもしれませんが、中東の石油は日本にとって2つの大きなメリットがあります。

▼1つ目は「距離」
「アメリカ」では行って帰って来るのに約2か月かかるところ、日本と比較的近い「中東」であれば約1か月で行って帰ってくることができます。

▼2つ目は「原油の質」
質が非常に良いということもメリットです。