批判せず、褒める――長期戦の覚悟
しかし、そこに至るまでの道のりは平坦なものではありませんでした。
男性は特にプライドがあり、指摘されることを嫌がります。野々村さん自身も、ダメ出しをしたくなる衝動と戦わなければなりませんでした。
夫がした食器洗いの後、床や周辺が水でびしゃびしゃになっていることがありました。
野々村友紀子さん「大型犬洗たーっていうぐらい水飛んでん。でもそれを言うたらだめなんですよ。(夫が)やってるけどここに油ついてんなぁとか言いたくなんねんけど、これを言うとまた向こうがやる気なくなるから、とにかく私がやったのは褒める。褒めて褒めて、あとやってくれたときに飛び上がって喜ぶ」

洗濯物が消えていたとき、野々村さんは本当に嬉しくて飛び上がったと言います。畳み方に気になる点はあったものの、やったこと自体を褒めました。
野々村友紀子さん「向こうも喜ぶし、やっぱ家ん中で奥さんが機嫌良くって飛び上がって喜んでたら、とりあえずなんかうれしいでしょ」
機嫌悪くフライパンをガーンと置かれるより、喜んでいる方が良い。2人の娘のためにも、イライラしている母親より喜んでいる母親の方が良いと考えました。
野々村さんは細かい点が気になっても、自分で直すことにしました。














