「家事リスト」が可視化した現実
自宅では、洗濯物がいつまでも畳まれずに置かれたままになっている。それが日常の光景でした。
川谷さんは洗濯物に触りもせず、野々村さんが他の家事を終えて戻ってきては、「ああ、洗濯物を畳まないと」と、結局自分で畳んでいたそうです。
この状況が変わったきっかけは、家事リストを作成したことでした。
その時は、146の項目を野々村さんはリスト化しました。
「俺もやってるけどなー」と主張していた川谷さんに、やった家事について「〇」を付けるよう求めました。
野々村友紀子さん「もう震える手で△をつけようとして、私に払いのけられて。「三角だめよ、丸つけろ」って言って、ほんまにやってるやつつけたら、146のうち8個。店で売ってるたこ焼きの数やなぁ」

8個という数字が、一目瞭然の証拠となりました。
川谷さんはそこで初めて理解したといいます。「やってます」と思っていた自分の認識と、実際の家事量との間に横たわる、巨大なギャップを。
野々村友紀子さん「だから、これはそりゃしんどいわっていうのがやっと分かってくれて」
家事の全体像を書き出したことで流れが見えるようになり、山積みだった洗濯物が「消える」ようになったのです。














