全国に1000以上もあるという“企業が運営する”ミュージアム。人気のワケとは?

本物の「ショベルカー」操縦

“来場者数100万人”を誇る大人気ミュージアムがあるのは、滋賀・長浜市。館内に入って大きなスクリーンで出迎えてくれたのはー

「ヤン坊です」「マー坊だよ」「きょうはヤンマーミュージアムへようこそ!」

ヤン坊マー坊でおなじみ、農機具などを製造・販売する『ヤンマー』が運営し、館内には体を使って楽しめる本格的なアクティビティが8種類。

“本物のショベルカー”を操縦して敷き詰められたカラーボールをすくったり、リズムに合わせて“クワに見立てた棒”で的を叩き畑を耕しながら野菜を育てるゲーム。

さらに、モニターに映し出された“エンジンの動きとリズム”に合わせて体を動かすゲームでは、船などのディーゼルエンジンの仕組みが体感できます。

中でも人気なのが、ボルダリング形式でビルに見立てた壁を登ってボタンを押し、街に明かりをつけていくアクティビティ。(高さ最大6m※要予約)

一般的なアミューズメントパークも顔負けの施設ですが、その狙いはどこにあるのでしょうか?

『ヤンマーミュージアム』館長・三上哲哉さん:
「”ヤン坊マー坊天気予報”で会社を知ってもらう活動をしていたが2014年に終了し、子どもたちがヤンマーを全く知らない。子どもたちに認知を進めていきたい」

アクティビティだけでなく、オーガニック米を使用したレストランや足湯なども楽しめて小中学生の入場料は600円~です。(※一般:1000円~/未就学児は無料)

世界に一つ「オリジナル菓子」作り

大手菓子メーカー『江崎グリコ』が運営する「グリコピア・イースト」(埼玉・北本市)は、入場無料のミュージアム。(※要予約)

ポッキーやプリッツの製造ラインの見学では、意外な“裏側”も知ることができます。

館内スタッフ:
「プリッツに“茶色の点々の模様”がついていますが、これは網目の焼き模様で“必ず片面にしかついていません”

クイズ大会では人気商品について楽しみながら学べたり、古くは大正時代からの歴代の「グリコのおもちゃ」1500点の展示も。

1930年代に東京を中心に設置されていた「グリコの自動販売機」のレプリカには小さなモニターが。当時は購入すると、20秒ほどの映画を観ることができたそうです。

さらに、ジャイアントポッキーに、チョコペンやカラフルな飾りを使ってデコレーションができるコーナーもあります。(※1人500円/要予約)

『グリコピア・イースト』館長・兵頭正志さん:
「どういう思いで商品を作っているのかを感じて長いお付き合いをしてもらえるようにしていきたい」