「かなりの高温」とは?

この「かなりの高温」は、平年値を算出する過去の30年間(現在は1991~2020年)で3回しか出現しなかったような値と定義されていますので、「10年に1度程度の高温」はすなわち「30年に3回くらいしか現れなかった高温」だということになります。

過去30年の気温のデータにおける「平年より低い」「平年並み」「平年より高い」の概念図(気象庁HPより)。30のデータのうち11番目から20番目を「平年並み」とし、それより低ければ「平年より低い」、逆に高ければ「平年より高い」として扱う
さらに上図の「平年より低い」のうち低い方の3つを「かなり低い」階級、「平年より高い」のうち高い方の3つを「かなり高い」階級として扱う(気象庁HPより)。つまり「かなり低い」は30年に3回しかなかった低さ、「かなり高い」は30年に3回しかなかった高さということになる

ここ数年、夏を中心に記録的な高温となる年が続いているため、関東甲信地方での「高温に関する早期天候情報」は、2022年は18回でしたが、2023年は44回、2024年は54回、2025年は47回も発表され、2026年は今回で5回目の発表です。2024年は平均すると週に1回は出されている計算です。ここ数年の頻発は温暖化を反映していると言えるかもしれません。
さらに、この早期天候情報の定義について、気象庁はHPで「その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報」と説明しています。ポイントは「いつもより高まっているとき」という表現です。