予選リーグを全勝で突破し見事、準々決勝へと駒を進めた侍ジャパン!WBC連覇へ、日本中から選手たちに熱い視線が注がれています。そうした中、実はいま、侍ジャパンの活躍によって意外な“あるもの”が売れているそうなんです。

 それは…抹茶を点てる際に使う「茶せん」。人気の理由は、侍ジャパンの選手たちが披露する“お茶点てポーズ”。

 すでに、ハンズ新宿店では…

 (ハンズ広報部 玉野早紀さん)「直近ですと(売り上げが)1週間で約1.4倍と好調。関心が高まっている可能性はあるのかなと思っています」

 そんな茶せんの産地として名高いのが奈良県生駒市にある高山町です。この場所で半世紀にわたり、茶せんづくりに打ち込む職人のもとを訪ねると…

 (茶せん師 谷村弥三郎さん)「WBCの前から抹茶ブームが世界で始まっていまして、それに重なって“お茶点てポーズ”をしていただけて、高山って茶せんをつくっているんですねって電話いただいたりしますね。日本の文化を世界に知っていただける機会になったと思っています」

 約500年の歴史と技法を受け継ぐ高山茶筌。1つ1つ全て手作業で仕上げられていて、日本の伝統的工芸品にも指定されています。

 実は国内でつくられている茶せんの9割以上が高山産!この地域では古くから良質な竹が自生していたことや、伝統技術が長年、一子相伝でのみ受け継がれてきたことなどが要因と考えられています。

 この道50年の職人も、準々決勝進出を決めた侍ジャパンへ熱い視線を注いでいます。

 (茶せん師 谷村弥三郎さん)「侍ジャパンを応援するために、日本の国旗をイメージして白と赤の茶せんをつくりました。準々決勝に向けて(お茶を)点てて応援したいと思います。侍ジャパンがんばれ!」