大分県日出町の土葬墓地問題をめぐり、町議会は住民から出されていた「埋葬は火葬のみ」とする条例改正を求める請願について13日採決を行い、反対多数で不採択としました。
今回の請願は、公衆衛生や環境保全の観点から「埋葬は火葬のみ」とするよう条例の改正を求めたものです。13日の本会議では議員から「地域の中で具体的に制度を運用するためにも条例の改正が必要」という意見が出た一方で、「現在の法律との整合性の面から難しい」とする慎重な声が相次ぎました。

採決の結果、反対多数で請願は不採択となりました。同様の陳情や請願が不採択となるのは3回目です。
この問題は2018年、別府ムスリム教会が日出町に土葬墓地の整備を計画。日本では、土葬自体は法律で認められており、町内では県の許可のもと、キリスト教などの土葬施設が存在しています。
当初、教会側は民有地での土葬を予定していましたが、地元住民の反対を受け、一時は町有地での手続きが進められていました。
しかし、2024年8月の町長選で計画中止を訴えて当選した安部徹也町長が方針を撤回したため、土葬を求める教会側と町の間で、着地点が見い出せない状態が続いています。














