俳優・黒木華さんが主演の舞台『NORA』の制作発表会が行われ、黒木さんを始め、勝地涼さん、鈴木浩介さん、演出家のティモフェイ・クリャービンさんが登壇しました。

左から 鈴木浩介さん、勝地涼さん、黒木華さん、ティモフェイ・クリャーピンさん(演出家)



傑作古典と名高い『人形の家』を現代風にアレンジした本作。セリフの8割は、登場人物たちが手元の〝スマホ〟を用いてやりとりし、スマホの画面はリアルタイムで舞台上にあるスクリーンに映し出されるという大胆な演出で表現されます。

黒木華さん



主人公・ノラ役の黒木さんはこの表現について〝皆が知ってる作品(人形の家)を現代の人が観た時に、一番とっつきやすくてすごく面白いなと思いました。生活の中でも繋がっているプライベートな物(スマホ)が、演劇の中に現れた時に「見方が変わるのかな?」とか気になりますし、役を通して自分で発見することもあると思うので、すごく楽しみです〟と笑顔。

黒木華さん


会話劇をSNSのテキストで送り合うということで「スマホの早打ち」に自信があるか?と質問が飛ぶと、黒木さんは〝フリック入力ができなくて。でも「打ち方は問わない」とのことだったので、この取材が終わってから(友人役の瀧内)公美ちゃんに早打ちを送り続けたい〟と意気込みました。

勝地涼さん




すると、夫・ヘルメル役の勝地さんは〝俺もフリック入力できない。ただ、ガラケーだった時代、学校の授業を受けながらノールックで打てるくらい、配置には自信があります〟と明かして、会場には笑いが湧きました。

鈴木浩介さん



ノラを追い詰めるクログスタ役の鈴木さんは〝一瞬、ワンチャン「セリフ覚えなくていいのかな」って思ったんですけど...〟と、演出法を聞いた当初の気持ちを苦笑いで振り返りました。〝でもお客さんを飽きさせないように「ものすごい速さで打ってくれ」と今日(ティモフェイから)言われまして、52歳にして急激に早打ちに挑戦していくと。今、絶望しております〟と語り、笑いを誘いました。

鈴木さんは絶望感を明かしながらも〝どの国でも成立する素晴らしいフォーマットを作られて、これで世界を転戦していく。かなりすごい演出を考えついたんだなと思って。これから何か国も行くんだろうな〟と、感嘆の声を上げていました。

【担当:芸能情報ステーション】