東日本大震災から15年となる今週、防災ウイークとして災害から身を守るのに役立つ話題をお伝えします。

「大雨警報(土砂災害)」と「土砂災害警戒情報」、どちらが危険度が高いか、わかりますか?

正解は、土砂災害警戒情報です。

世永聖奈キャスター)
こうした防災気象情報は40種類以上あり、わかりにくいとの指摘もあるのですが、近く、大きく変わることになります。

岩見沢市町会連合会 米内山定雄 会長
「昭和50年(水害)は、石狩川本流から水があふれて北村に寄ってきた」

北海道石狩平野の東部に位置し、いくつもの川が流れる岩見沢市。何度も水害に見舞われてきました。

磯貝拓記者(2012年9月)
「住宅街の道路が冠水している。ボートで残された住民を救出する活動が消防隊員によって続けられています」

2012年の大雨では92棟が浸水。住宅街の小さな川があふれたのが原因でした。

大佐賀南記者(3月10日)
「住宅街の南利根別川です。現在は河川改修工事が行われ川幅が広げられている」

こうした水害をはじめとした気象災害の危険度を知らせる仕組みが、まもなく、大きく変わります。

2025年12月、気象庁などが発表した「新しい防災気象情報」では災害ごとに「氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4つにカテゴリー分けしたうえで、警戒レベルで示します。

気象庁は、「レベル4」までに危険な場所から避難するよう呼びかけていて、「避難の判断がしやすくなる」と説明しています。

「新たな防災気象情報」は、5月下旬に運用が始まる予定です。

岩見沢市でも、地域防災計画や市民向け「防災マップ」の更新などを進めます。

岩見沢市防災対策室 大内規裕 室長
「改正されたあとに、住民はどういう情報をもとに避難行動したらいいのか、自治体はどうやって避難行動を促す発表をしていくか。適切な避難行動をとれるようにいかに情報を伝達するか、発表していくかにかかってくる」

岩見沢市北村に住む米内山さんは地区の会長で、地域の防災マスターとしても活動しています。

「新たな防災気象情報」のチラシを見てもらうと…

岩見沢市町会連合会 米内山定雄会長
「レベルで言われても正直わかりづらいです。ただレベルで慣れなさいって言われたらそういう慣れ方をするしかないのかな」

大きく変わる防災情報。地区の会長として心配なこともあるといいます。

岩見沢市町会連合会 米内山定雄 会長
「高齢者はインターネットもない、スマホも使っていない。高齢者や障害のある人が適切な情報で、判断・行動をとれる仕組みになってほしい」

世永キャスター)
『新たな防災気象情報』をあらためて見てみます。

堀内大輝キャスター)
「災害ごとに「氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の4つにカテゴリー分けしたうえで、警戒レベルで示します。

気象庁は、この「レベル4」までに危険な場所から避難するよう呼びかけます。

世永キャスター)
新しい防災気象情報は、5月下旬から運用が始まる予定です。